慎ましやかで豊かな暮らし 「京町屋」 は過去と現代をつなぐ安らぎの空間！！

　先週、お仕事のついでに京都に寄ったってお話しましたけど、またその続きです．．．。
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　三条烏丸の　オーガニック コスメ＆アロマ　のお店！　ＰＥＲＦＥＣＴ　ＰＯＴＩＯＮ （パーフェクト ポーション）　に寄ったあと、またちょっと歩いて、　四条通西洞院東　にある、　四条京町屋 （京都市伝統産業振興館） を探してみたのね！！　
　古くから京都にあって、自然と寄り添いながら生きる暮らしの知恵。　京町屋（きょうまちや）　は、趣深い安らぎの空間！！　



　前にも、　京町屋　を訪ねて和食のお店とか、町屋ステイのお家とかを見に行ってきたのをご紹介しましたけど、今回来てみたのは、　京都市の産業観光局　がやってくれてるとこなのね。　昔ながらの京町屋を手軽に無料で見学できて、一緒にやってる　町屋工房（まちやこうぼう）では、京都の伝統工芸品とかを見て触れて買うことできるし、　町屋茶房（まちやさぼう）　では、ちょっと一服　町屋ならではのしつらいの中で　休むことができちゃうの。




　狭い通路を通って奥のお庭に出てみると、こんなものがありましたよ。　これ、　水琴窟（すいきんくつ）　っていうらしいんですけど、手を洗うために使ったお水が地面に埋められたかめに流れ込んで、お琴の音色みたいに反響するのね。　昔の方って、良く考えましたね。　ししおどしなかと一緒で、自然の音色で風流を楽しむ。　なんだか心豊かになれますね！！





　わー、おおきなおかまぁ．．．。　えっ、これ何かと思ったら、　五右衛門風呂（ごえもんぶろ）　なんだそうですよ。　庭の井戸からお水を汲んで、裏の炊き口から薪をくべて、竹の棒とかで風を送って火の勢いを強めて、お湯をわかしたそうなんですね！
　こんなの体験できちゃったら、ちょっとおもしろそーですよねっ！！





　あとねっ、ここ　炊事場は　”おくどさん”　ってよばれてたそう。　かまどが並んで、　そうそう！　京町屋のシステムキッチン！！
　”竈（くど）”　っていうのが、京都などでは、竈（かまど）そのものを意味していて、親しみをもって　”おくどさん”　って呼んでたそうなんですね。




　井戸は、お外じゃぁなくって、お台所の中にあったのね！　お花を飾ると、ちょっとお洒落ぇ～。

　京の町屋って、間口が狭くて奥行きがすっごく深いのっ。　せっかくのスペースなのに、広々と使えてたわけじゃぁなく、でも、夏の暑い時期を一番に考えて風が通りやすく、そして、うなぎの寝床みたいな建て方だけど、　見世庭、玄関庭、走り庭．．．　季節の風情も大事にしながら、靴のまんま通り抜けもできるよーになってて、意外と便利に作られてたのね！　

　京町屋　のこと、興味あるぅ～って方には、是非お勧めの場所！　狭い階段を上がって、２階にもいけるよーになってましたよ！！　　　　　　　　　　　　＜明日に続く＞

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